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電波と私(コラム)

 1979(昭和53)年1月14日12時24分伊豆大島近海地震がありました。
私は前日、共同受信施設に雷が落ちた緊急出向で八丈島に行きました。借用した車に業務無線があり、交信中の電波にとても変わった「パリパリ」というような乾いた音で雷の空電とは違う受信音が入りました。

 今まで聞いた事のない雑音で、持ち主に伺うとこんな異常音は初めてと言われ、あなたが東京から来たので変な雑音がするのではないかと冗談めいた話をされました。

 ところが、次の日、大地震が発生!!
後日、東京大学で地震の研究をされている先生に会う機会があり、お話したところ、電波の専門家として貴重な話であると言われレポートを差し上げました。その後14MHz帯(アマチュア無線の帯域)で、何回かこの話をしましたので、どこかで聞かれた方がいるかもしれません。

 それ以来、毎日・朝晩オールウェーブラジオで長波帯~短波帯~FM帯まで、約30年間ワッチを継続しています。(その後、八丈島の方に問い合わせたところ地震と雑音は同期しているとの事でした)


 私は毎日雑音を聞いているため、自然界の雑音と人工雑音の判別ができるようになりましたが、ただ1つ間違う雑音があります。それは自分の服などから発生する静電気の放電によるノイズで、特に空気が乾燥した日に多くみられます。

 慣れてくると周波数帯による電波伝搬(時間・季節・電離層の状態・周波数帯)の違いによって、距離や方位なども少し当たるようになります。自信を持って「今日は地震がないよ」と妻を安心させています。

 三宅島噴火、中越沖地震など災害支援に参加した際もそうでしたが、どのような行き先でも、必ずラジオは持参し雑音チェックをしています。
また、地震ではありませんが三宅島噴火前に気づいた事は、急に蚊が居なくなった事です。
その後、空震で窓ガラスが微妙に振動したのを感じました。人間には感じない何か不思議な力が自然界にはあるのでしょうか。

 地震前日の雑音は、私的に観測したものですが、大々的に地震計を配置したプロジェクトなどもあり専門家が懸命に地震予知を研究していますが、なかなか進んでいないようです。
一方で、ネットなどに情報を発信している個人研究家も見受けられます。幾つかの方法が提案されていますが、地震の前兆現象として、マグマから発するエネルギーや岩盤の摩擦による電磁波を観測する事になるようです。

 この電磁波を観測する方法や、私のように広い帯域での「雑音」を観測する方法、まだ他にもあるかもしれませんが、ここに述べた事はあくまでも私見です。皆さま方はどう思われるでしょうか。

 私の故郷は、鹿児島県姶良郡姶良町(現在は姶良市)である。
 故郷の姶良町は星空ベストテンに入る、澄み切った空とまばゆいばかりの星空に代表される、天文観測に適したカルデラにある。

 幼い頃に天文が好きな母親から、星座や遙か何光年先の話を聞いたことが思い出される。庭からも天の川など星空を眺め、将来に夢を馳せたものである。

 また、当時の記憶として、夕方西方向に神秘的な「蜃気楼」ではないかという現象を数回見たが、私の記憶のなかでは間違い無いと思っている。当時は、デジカメも無く簡単に写すことができなく残念である。

 幼い頃からラジオ(無線)に興味を持ち、故郷の敷地が広かったこともあって、BCL受信を楽しむために竹竿で高さ10m、長さ30mの逆Lアンテナを苦心して一人で立て悦に入っていた。(村一番大きく目立つアンテナであった。)

 姶良町はカルデラの中にあり、空気が良い為か雑音が少なったために、ラジオが良好に受信できた。

 この頃より雑音に興味を持ち、自前アンテナを鉱石ラジオや5球スーパーラジオに接続して、同調を放送波から少しずらすと雑音がガリガリと聞こえた。


剣の平         

 新緑の頃に故郷の空が、黄色に染まるのは春の風物詩であった。当時は、“黄砂” は季節的にあり洗濯物や部屋隙間より入り込みチリとして厄介なものであった。

 注意してラジオを聞いていると、“黄砂” の多い日にはガリガリ音が多い傾向にあることが判ってきた。また。電波は中波帯ラジオの障害で短波帯ハムバンドには障害は無かった。

 その後、東京に上京、東京では人工雑音の巣の中におり “黄砂” の雑音を感じたことは無かったが、昨今の P.M2.5 の飛来で改めて当時からの雑音が “黄砂” によるものだったことを確信した。

 昔取った杵柄で、最近、ラジオで雑音を頻繁に聞いているが、相変わらずガリガリと空電のような雑音が頻繁に聞こえる。最近は地震との関係もあるのではないかと想像しているが、どうでしょうか。

 ラジオ少年は、成長して電波を扱う仕事に就き、ラジオやテレビの電波(最近はデジタル雑音)やこれらの雑音探査・改善を生業として、綺麗な画面で放送をご覧いただけるよう、微力ながら日夜努力している日々である。

私と “ マリア・エレーナ(Maria Elena)” の青春の出会い
   ~ 赤盤レコード「マリア・エレーナ」を探査中 ~

 この曲は、今でも鮮明に脳裏に蘇る私の青春の一コマの心の琴線を爪弾かせた。

 当時、無線通信士の仕事をしていた私は、無線室の緊張した雰囲気の中でワッチ中であった。
昭和32(1957)年に試験放送が始まったNHK-FM放送でこの曲を偶然聴き、“この曲は何だ!” 、と私の琴線を強烈に刺激し、夢中で録音を録った記憶が鮮明である。

 この時の録音は、仕事の合間にテープがすり切れるほどに毎日聴いた。(当時、自宅にはテープレコーダーは高価のため入手できなかった。)

 一年ほど経って、これを知った同僚から “この曲は喫茶店で流れていたよ!”と聞き「マリア・エレーナ」という曲名である事がわかった。

 その数年後、秋葉原のレコード店で偶然中古の「マリア・エレーナ」を見つけた。ジャケットは忘れたが、LPレコードの「赤っぽい盤」であったことは記憶している。

 今もリメイク盤がネット等に公開されていますが、私が聴いた演奏は先ずカスタネットのような音で始まる曲で、ステレオ効果が抜群であったため、とても印象に残っている。(現在、良く聞く曲はLos Indios Tabajarasの曲である。)

 その後、しばらく経って友達に貸したが、どこに行ったのか、あれから十数年待っているが未だに戻ってこない・・・。大事にしていたのに、私としたことが迂闊であったと、反省している。

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 この “ カスタネットのような音で始まる「マリア・エレーナ」”を探しています。

 赤っぽい盤のLPレコードと記憶していますが、レコード自体でなくてもOKです。曲が聴ければメディアは問いません。よろしくお願いいたします。(お礼を差し上げます。)

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