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タワーマンション等の高層階での電磁波障害

「テレビの映りが悪い」 「気分が優れない 」

 最近、全国各地でテレビ塔の高さに匹敵、またはこれを超えるマンション等の高層建造物が続々と建設されています。特に、20階位以上のマンションは「タワーマンション」と呼ばれているのはご存知の通りです。
 このようなタワーマンション等の高層階では、次に説明する「電波障害」のほかに「電磁波障害」が起こりやすい傾向にあります。

電波障害

 一般的に電波の強さは、地上高が高くなるに従い強くなります。このためタワーマンションのような高層マンションでは高層階になるほど「窓から直接テレビに届く」電波が強くなります。

 マンション等では共同アンテナ設備(共同受信方式)となっていますので、全戸にほぼ均等にテレビ電波が届くように設計されています。

 しかし、高層階ほど強い電波が「窓から直接テレビに届く」ため、この直接届く電波と壁面端子からの電波の間に混信を生じ、ブロックノイズやブラックアウトとなります。これを「直接波飛込妨害」といい、高層階になるほど障害が強く発生します。(高層階にお住まいで受信不良でお困りの方はご相談ください)

 これを防ぐためには、壁面端子のレベルを強くする方法と、窓から直接飛込む不要な電波を低減する方法があります。前者は、マンション全体の設備設計に係わる問題ですから、簡単に設備を改修することはできません。(多少の調整は可能)

 後者の不要な電波がテレビに直接飛込む原因は、主に次の通りです。
室内の配線などや接続部などが悪い、同軸ケーブルに3C-2Vや5C-2Vなど妨害排除能力の劣る同軸ケーブルを使用している、プラスチック製の分配器やBS・UHF分波器、オームバンド(同軸ケーブル取付部が剥き出し)やワンタッチプラグなどをご使用の時。

 これらをそれぞれ妨害排除能力(シールド効果)の良い同軸ケーブルや機器および工法にすることにより、テレビへの障害を低減することができます。

電磁波障害

SRM-3006      

 昨今は携帯電話を始め、タクシー無線、テレビ電波など、非常に多くの電波が縦横に飛び交っていて、これらの「電磁界」が注目されています。電磁界も高層階になるほど強くなる傾向にあります。

 一般的には、電波の強さは「電界強度」を測定します。しかし、例えば送電線や高圧線など電気の流れている場所では「磁界」も発生します。この両者を合わせて「電磁界強度」といい、これが強すぎると人体に影響を与えると言われ、国際基準が決まっています。

 参考:総務省 電波利用ホームページ 電波防護指針

 電界強度(端子電圧、レベル)を測る測定器で一般的なものは「スペクトラムアナライザ」ですが、従来のスペクトラムアナライザでは電磁界強度は測定できません。

 そこで、新しい測定器「セレクティブメータ(SRM-3006)、ドイツNarda Safety Test Solutions GmBH社製」を今回導入いたしました。この測定器は9kHz~6GHzの電磁界強度を対象周波数帯の全方向に対して一括測定し、そのデータを合成して電磁界の強度を示すことができます。

 すなわち、人体に影響を与える電磁界強度を、到来方向に関係なく測定することができ、これにより、電波防護指針を超えるような電磁界から、人体の安全を確保する方策を講ずることが可能となります。ご要望があればいつでも測定に御伺い致します。

増幅器の縦続段数(年数の経過した高層階マンション)

 タワーマンションでは階数および部屋数が多いために、テレビの信号を分配すると信号のレベルが下がってしまうため多くの増幅器を使用します。

 この増幅器は、トランジスターやICなどを使用しているため温度特性を持っています。このため、夏季と冬季では増幅度が異なるので、各戸に届く電波のレベルが上下して不都合を生じていることもあります。

 増幅器の使用段数が少ない(分配戸数が少ない)設備ではレベルの上下はあまり問題になりませんが、タワーマンションのように多数の増幅器を使用する場合は大きな問題となる事もあります。(光ケーブルの場合は問題無し)

 理想的には、メンテナンス業者、弊社など定期契約を結んで、夏、冬の調整を行うことが望ましいと思われます。

直接波飛込妨害、電磁界障害の調査

 弊社では、上記の「直接波飛込妨害」調査、および電磁界測定器による「電磁界障害の調査」、さらに、多数の増幅器を使用したタワーマンション等のメンテナンスを受注いたします。

 特に、これから2020年の東京オリンピックに向けて、電波の使用帯域が広がり4K・8Kの時代になることが決められていますので、これら増幅器の調整など日頃からメンテナンスを行っておくことが大切になります。

テレビ同軸ケーブルの可否判定調査

 年数の経過した高層階マンションで、既存の同軸ケーブルが4K・8K伝送に利用出来るのか判定調査をいたします。

 非破壊検査と同様に、壁の中に配線されたテレビ同軸ケーブルを、壁を破壊することなく調査します。「テレビ同軸ケーブルの使用可否判定調査(ケーブル伝送テスト)」を1989年(平成1年)より実施している会社は国内で当社だけです。(これまでのケーブル伝送テストのデータを4K・8Kの基本データとして寄与させて頂いております。)

ケーブル伝送テスト 同軸ケーブルの伝送特性調査
集合住宅の同軸ケーブル不良を発見する「ケーブル伝送テスト」奮闘記

 弊社では、元NHK受信相談技術スタッフ3名 他、新しい業務についてはコンサル担当がお答えしております。お気軽にご相談ください。お見積りをいたします。

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