受信サービス株式会社

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地デジ障害事例

当社で体験した地デジ障害事例のFAQ集です。
地デジの受信改善の参考としてご覧ください。
内容によって高度な技術と測定器を必要とします。
※ 事例は専門的です、ご了承ください。

当社で使用している調査測定用機器(自社保有品)

《障害事例》 地上デジタル放送の一部のチャンネルが映らない
  1. 地上デジタル放送の一部のチャンネルが映らない(1)
  2. 地上デジタル放送の一部のチャンネルが映らない(2)
  3. 突然、地上デジタル放送番組が2番組しか映らなくなった
  4. 新しい地デジ中継局が出来てから一部のチャンネルが映らない
  5. アンテナの受信レベルが受信限界に近く、映像が不安定になる
  6. 遠距離受信(海上伝搬など数十km)でアンテナ建設時は映っていた
  7. 一部のチャンネルの映りが悪く、受信レベルは良いが、BER・CN比が余り良くない
  8. 大型クレーンの旋回等により、映像が乱れる
  9. 受信アンテナ前方を電車が通過し、映像が乱れる
  10. 簡易アンテナを使用している一部のチャンネルが映らない
  11. アンテナ建設時は映ったが、その後時々映らなくなった
  12. 天候など自然現象による障害
  13. 台風通過後の共同受信施設のトラブル
《障害事例》 地デジ受信方法
  1. 受信限界に挑戦する(ローノイズブースターの活用)
  2. 山間地の受信者から「地上デジタル放送を受信したい」
  3. 地デジが映らない理由は受信点以外が原因の事もある
  4. 受信点のロケーションが良すぎる
  5. 地デジの電波到来方向が遮蔽されて、電波が弱い
  6. 共同受信の電源は、住宅の共用電気と共通回路になっている事があります
(状況)
  • 中継局は近いが受信アンテナ前方に山があり、回折電波を受信している。
  • 受信設備は、受信アンテナ20素子(スタック構成)、鋼管柱8m高、宅内配線S-5C-FB、テレビ端子(整合型)で視聴している。
  • 測定結果から設置時は、テレビ一台ということで増幅器は不要と判断したようである。
(改善策)
  • 映りの悪いチャンネルのハイトパターン(受信アンテナの上下)を調節した結果、受信レベルを約4dB増加させることができた。
  • それでもレベルが低く映らないチャンネルが3局あったため、アンテナ直下にローノイズブースター(雑音指数1.0dB)を挿入した結果、全チャンネルの改善が図られた。
ポイント
  • ハイトパターン(UHF)、ローノイズブースター(雑音指数値が小さいことが大切)
(状況)
  • 不特定な時間に、受信不能やブロックノイズが発生する。
  • 受信設備は、受信アンテナ鋼管柱6m高、受信アンテナ20素子を使用している。
  • 付近は田園地帯で、特に障害となる地形とは思われない。
(改善策)
  • Dpaのエリアマップでは放送サービスエリア外となっている。
  • 受信レベルは約40dBと受信限界ギリギリである。
  • 近所のお宅は30素子のアンテナを使用して問題なく映っているため、電波測定車で30素子の受信アンテナを使用して受信実験をしたところ、良好に映った。
  • これらから、レベル不足による受信不良と推定される。
ポイント
  • 弱電界地域での多素子アンテナとローノイズブースターをアンテナ直下に取り付ける。
  • マージンを少しでも高くとる。
(状況)
  • テレビは4年前に購入した。
  • テレビ受像機のアンテナ端子で受信レベルを測定したが異常はなかった。
(改善策)
  • デジタルテレビの回路は、デジタル制御(パソコンと同じ)されているので、何らかの原因で動作しなくなることがある。(強制リセット)
  • この状態を解除するためには、一度電源を切って再度入れると動作する場合がある。
  • このケースでは、電源を抜き差ししてから、初期スキャンを実施して回復した。
ポイント
  • 電源コードをコンセントから抜き、再度入れる。(テレビスイッチのON-OFFではだめ)
(状況)
  • 受信者宅前方に建造物群があり、受信中の電波が若干遮られている。
  • この状態で、受信中の一部の電波と同一チャンネルで新中継局が開局したため、ガードインターバル越えの混信が発生した。
(改善策)
  • 受信中の電波のレベルが低いため、受信局を変更し、受信アンテナの設置場所や方向、高さを調節した。
ポイント
  • 受信アンテナの設置場所や方向、高さを調査する。
  • 受信局を変更する。
  • 最近は、長遅延時間対応(ガードインターバルが300μs位まで)のテレビ受信機や録画機も市販されている。
(状況)
  • 20素子アンテナを使用しているが、受信レベルが低い。
(改善策)
  • 30素子アンテナに交換しスタック構成とする。これにより約3dB受信レベルが向上する。
  • ブースターは、雑音指数(NF)が極力低い(1~1.5dB)機器をアンテナ直下に設置する。
ポイント
  • 受信レベルの不足は、基本的に受信アンテナで改善することが大切である。
  • テレビ電波の受信には、電波を捉える受信アンテナの性能、設置方法などを知っておく必要がある。
  • ハイトパターンを考慮して、受信アンテナの設置する高さを決める。
  • 30素子アンテナの設置に当たっては、以下の注意が必要である。
    ・ 受信アンテナ本体の全長が約3mになるので、設置時の安全対策に注意する。
    ・ 本体の揺れや、特にネジの締め付けなどは通常より増し締めが必要である。
    ・ 風圧加重・積雪などに考慮してステー付屋根馬を使用し、ステーは多段に取る。
(状況)
  • 山間地のため、電波が遮られ受信点を確保できないので、湾を越えた数十キロメートル先の局を遠距離受信している。
(改善策)
  • Dpaのホームページから放送エリアを確認し、受信点方向に送信アンテナの指向性が広がっていることを確認する。
  • 特に海上伝搬は、潮の干満、風向き、季節、気象、濃霧、雷雲、温度などによって電波の変動が著しいので、最低でも10dB以上のマージンを取りたい。
  • さらに、季節変動も考慮しなければならないので、どのような時に受信不良になるか、年間を通してデータロガーなどで測定することが望ましい。
ポイント
  • 一般的に、アンテナ地上高を出来る限り高くするが、下げる事もある。
  • 受信点を高台に移す。
  • 多素子アンテナ(高利得アンテナ)を使用する。
  • 雑音指数(NF)の低い(1.0dB)増幅器をアンテナ直下に取り付ける。
  • 塩害地区はアンテナの種類(ステンレス製品の使用)を検討する。
  • 収納BOX、防水製品の使用、接続部分の防水処理(防水テープの使用)など。
  • コーキング剤使用、隠蔽技法、密閉を検討する。
  • DC直流電源を用いるため、電気分解による接続障害予防法などを考慮する。
(状況)
  • 戸建て2Fに受信アンテナが設置されている。電波到来方向の前方約50mにある5階建てマンションの影響により受信レベルは50~60dBμであるが、BERが1.0E-4、CN比が18~26dBとあまり良くない。
  • 遅延プロファイルはガードインターバルを越えた約130μs、D/U22dBの反射波が観測され、その形が山型に分布していることから後方の山並みによるものと推測された。
(改善策)
  • 受信レベルやハイトパターン、またガードインターバル越えの波形を観測しながら妨害波の少なくなる場所、高さ、アンテナの組み合わせなどを調査して受信アンテナを移設した。
  • 妨害波の除去と受信レベルの向上を図るため、アンテナを14素子から20素子×2のスタックタイプとした。(FB比の高いアンテナもある)
ポイント
  • 希望波を強く(素子数の増加など)受信することが基本であるが、併せて妨害波の抑制(受信アンテナの指向特性など)も大切である。
(状況)
  • 日中に障害が発生し、夜間や日曜等は障害が出ないのが特徴である。(作業時間の関係)
  • 電波到来方向(数キロメートル先の事もある)にクレーンがあり、稼働に併せて画像が乱れ、受信レベル変動もある。
(改善策)
  • 有効な反射電波の利用が出来ないか反射電波を探す。
  • 他の中継局の受信が出来ないか。(クレーンの位置とは別方向)
  • アンテナの方位を30度程度変更し、レベル低下分をローノイズブースターにより補う
  • いずれもレベル低下補償のためブースターを追加する。
ポイント
  • 受信アンテナの設置場所を工夫する必要がある。
(状況)
  • 電車は金属体で出来ているので遮蔽され、受信アンテナ前方を通過時(10秒程度)映像が乱れる。
  • 厳密に見ると、窓の部分は若干電波を通すので、受信レベルが変動する。
  • 通過時の電車による反射波、または回折波がある。
(改善策)
  • アンテナを電車の車両高より高い場所へ移設する。
  • 有効な反射電波の利用が出来ないか反射電波を探す。
  • 他の中継局の受信が出来ないか。(電車の通過とは別方向)
  • いずれもレベル低下補償のためブースターを追加する。
  • 高架橋の下側に空間がある場合は利用する。
ポイント
  • 電波は乱反射するので、受信アンテナの設置場所を工夫する必要がある。
(状況)
  • 受信アンテナは屋外に立てる方が安定して電波を受信できるが、マンションなどではベランダに「簡易アンテナ」を設置している例も多い。
  • ベランダは金属製の格子状であるため電波にとって好ましくない。
(改善策)
  • ベランダなどの金属製格子からなるべく離す。
  • アンテナの位置を変えてみる。(中継局の電波到来側を探す)
  • アンテナをベランダの上側に上げてみる。
  • ブースター内蔵型でない場合はブースターを追加する。
  • 室内で使用する時は設置場所を変更する。
    窓側に移動する、または電波が侵入する開口部を探す。
  • 受信が出来ない場合は、屋根上などに八木式アンテナを取り付ける。
ポイント
  • 金属製の構造物は電波にとって好ましくない。
(状況)
  • 地上デジタル放送は、レベル低下によりブロックノイズやフリーズする事がある。
(改善策)
  • アンテナ設置時に、高さと位置を選定する。
  • 季節による電波変動などを考慮する。(新緑時期・樹木が茂った時・落葉・積雪)
  • アンテナ設置時に受信マージンを十分確保しておくことが安定受信に繋がる。
ポイント
  • 安定した位置、場所、高さなどを見極める。
  • 気象などによる変化は、年間変化など長期の調査が必要な場合もあるので、「データロガー」などの長時間記録装置を用いて最適な受信点を探す。
(状況)
  • 降雨。(受信マージンの少ない時など影響を受ける事がある)
  • 雪。(ベタ雪はアンテナ本体に積もると受信劣化する)
  • 潮の干満変動。
  • 風向き。(西風が吹くと映りが悪くなるなど)
  • 朝晩の天候などによる障害。
  • 時間的に起こる異常伝搬障害など気象による変動。(ダクト障害、フェージングなど。)
  • 反射面が雨などに濡れて反射率の変化によるもの。
  • 海や河川の水位変化、ダムの放水で水位が上がった。
  • 接続部分の漏水など、また乾きによりレベル変動する。
  • 高圧線など電力需要によりケーブルの弛度が変わり、再放射され反射点が変わる。
(改善策)
  • 内容毎に対策をする。
ポイント
  • 気象などによる変化は、長期の調査が必要な場合もあるので、「RFキャプチャ」や「データロガー」などの長時間記録装置を用いて分析し、最適な受信点を探す。
  • 4分割HDD記録計は、スペアナの波形をVGA変換、各チャンネルのレベル・BER・CN比などを、HDDに秒単位で記録し解析する。
(状況)
  • 強風によるアンテナの方向ずれ
  • 大雨や降雨減衰によるBS・CSの受信不良
  • 増幅器本体への浸水(集合住宅テレビBOX配管、BOX隙間より増幅器に直接水が入り込む。)特に放熱のため最上部、横、前面がスノコ状になっている。(電気分解や絶縁不良が発生して動作不良となる。)
  • 集合住宅テレビBOXコンセント、露出機器の共用電源が共同受信のAC100Vと共用していたため、漏水によりブレーカーが落ちTVが見れないというトラブルが発生した。
  • 台風通過後は、気温が急に変化する傾向があり、故障を誘発する事がある。
  • パラボラアンテナのコンバーター故障が多くなる傾向がある。(1997年以前のものはデジタル対応タイプに交換をおすすめします。)
  • レベルはあるが映らない時は、コンバーター内部の故障が考えられる。(CN比を確認する事、CN比を判定出来る測定器が必要)
  • 同軸ケーブルの接続不良(気温が下がり芯線が引っ込む事がある、冬場に多い特徴的故障、周波数が低いほど症状が起きやすい。)
(改善策)
  • 症状毎に対策をする。
  • ネジの緩みの増し締めをして方向修正、不良機器の交換、機器やコネクターの交換など。
    (通電時に浸水すると電気分解により溶解する事もある。)
ポイント
  • 緊急性を求められるので、以上の諸症状に対応できる準備をして出向する必要がある。
(状況)
  • 地デジの受信不良の原因が特定できない。
  • 調査したが原因が特定できない。
  • 時々受信不良が発生する。
  • 特定の季節に映らない。(樹木の芽吹き・落葉、降雪、雷雨など)
  • 朝、夜の特定時間に一部のチャンネルが映らない。
  • ある時間帯に地デジが映らない。
  • 受信原因が不明と言われている。
  • ガードインターバル越えの強い山岳反射電波がある。
  • 映るようになったが数日たってまた映らなくなった。
  • 河口付近では、電波到来方向が低いため、潮の干満の影響を受けて水位が変化する。(反射波による受信不良が数キロ先の地域に発生すると考えられる。)
  • 大型のクレーンや重機が移動する。
これらの障害はアナログ放送の時もあったが、デジタルでは特有の症状となり、原因の特定が困難である。

(改善策)
  • このような障害の一つの改善策としてテレビ受信機の感度(受信CN比)を改善する方法がある。
  • この為には、テレビ入力にプリアンプ(前置増幅器、ブースター)を設置するのであるが、普通のブースターではノイズも含んだ信号を増幅してしまうためにCN比の改善にはならない。
  • テレビ自体の雑音指数(NF)は4~5dBあるので、これよりNFの小さいブースターを使用すれば、ノイズを余り増加させることなく信号を増幅、すなわちCN比を改善できる。
  • 最近はNF1.0dBの超ローノイズ・ブースターもあるので、これを活用する。
  • マンションや電波障害施設の場合、アンテナ直下および受信者宅の2箇所以上でデータロガーやスペアナ波形を観測し解析する。
ポイント
  • 折角、超ローノイズ・ブースターを使用しても、テレビのアンテナ端子に設置したのでは、効果はほとんど無い。
  • アンテナからブースターまでの同軸ケーブルの長さ(損失)は、等価的にそのままNFの低下となるので、ブースターはできるだけアンテナ直下に設置する事が望ましい。
  • このため、市販されている超ローノイズ・ブースターはアンテナの給電部に直接取り付けられる構造となっている。
(状況)
  • 受信者宅は山間地の谷間にあり、以前はVHFのアンテナを裏山の山頂に建て、約200mの同軸ケーブルで引き下ろしていた。
  • 受信者宅周辺で受信困難なのは現地の地形からも容易に判断できたので、山頂で受信測定を実施した。
(改善策)
  • 測定の結果、実用になる強度の地上デジタル波を確認する事ができた。
  • しかし、同軸ケーブル200mの引き下ろしで、UHFでは損失が多くなるため、損失の少ない同軸ケーブルへの張り替えと、途中にUHFブースターが必要である事を説明した。
ポイント
  • 受信点周辺の樹木の成長も考慮して受信アンテナの場所を決定する。
  • 同軸ケーブルの配線ルートは、竹藪の中の通過は極力避ける事。(竹でケーブルが叩かれ、受信不良になる事が多い)
  • 山頂での受信状況調査は、事前に机上で当該地区のチャンネルなどを詳細に検討し、アンテナの種類やローノイズブースターの必要性など、色々な状況を事前に検討して出向する必要がある。(山登りを何回もする事になる)
(状況と改善策)
  • 受信点では電波の「質」(C/N、BERなど)は良好であるが、テレビ端子では電波の質が劣化して映らない。
     ケーブル伝送テストの結果により特性不良時は同軸ケーブルを交換する。
  • ブースターに電源フリッカーがありませんか。
     A階層のシンボルがハレー彗星のようになっている時は新品に交換する。
  • 特に遠い端末端子はレベルが低く電波が届かない事がある。
     基本レベル設計をやり直す。
  • 不適切な改修工事箇所はありませんか。
     周波数毎にレベルを見る。ケーブル障害位置測定器で不良工事箇所を探査する。
  • 同軸ケーブルの伝送特性が悪くありませんか。
     ケーブル伝送テストを実施する。
  • 室内で3C-2Vなどの同軸ケーブルを長く引き回していませんか。
     低損失ケーブル(S-5C-FB等)に交換する。
  • ケーブル同士で「いも繋ぎ」での分配箇所はありませんか。
     正規の分配器を使用する。
  • ステップルで同軸に食い込んで止めている事はありませんか。
     同軸ケーブルを交換する。
  • 同軸ケーブルを急角度で曲げていませんか。
     同軸ケーブルを交換する。
  • 石油ショック時代の品質の悪いケーブル(特定の同軸ケーブル)が使われていませんか。
     同軸ケーブルを交換する。
  • UHF帯電波を通さない機器(古いM型接栓機器や分配器使用)がありませんか。
     BS・CS帯まで通る機器にする。
  • ビデオ機器がテレビ配線の途中に入っていませんか。
     レベルが不足している時は室内ブースターを追加する。(機器を通過する毎に損失が増える)
  • BS・CS、V/Uセパレータの接続端子の間違いではありませんか。
     目視確認をする。
  • 放送局からの距離があり、気象的な条件で映らない事もある。
     受信局を変更する。アンテナをスタックタイプにしたり、アンテナの位置を変える、など。
  • 水銀灯など照明器具の不良による障害で、時々映らない事がある。
     原因の不良器具・電球を交換する。
  • 共同受信で使用されている増幅器の特性不良があり、特定メーカーのテレビに障害が発生する。(特殊な例)
     特性不良の増幅器を交換する。
  • マンション共用部分の電気の点検で電気を止めた。電源を再投入したら増幅器が故障した。(特殊な例)
     増幅器の電源回路の老朽化が原因で破損したと考えられる。
ポイント

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(状況)
  • 地形的に高台にあるマンションや、超高層マンションなどは往々にして送信アンテナも見通しの場合が多く、多方向から電波が飛んでくる。
  • 受信アンテナの指向特性で、不要な電波を受信しないようにする事もある程度はできるが、ロケーションが良すぎる場合は、不要な電波を除ききれない場合が多い。
(改善策)
  • 受信点の場所をマンション棟屋(エレベータールームなど)の遮蔽効果を利用するなど、設置場所を工夫する。
  • アンテナの指向性を改善して妨害波をヌルに落とし込む。
  • スタックアンテナを使用して妨害波をヌルに落とし込む。
  • 妨害波を遮蔽できる非常階段などにアンテナを移設する。
  • 複数の中継局を受信している場合、地デジチューナーは電波の強い局を選択するか、または品質の良い局を自動選局する。
    特殊な調整の仕方として、チューナーの入力側にアッテネータを挿入し、約10~40dBのレベル差をつける。または目的外の中継局電波を低減させカットする方法もある。
    また、ガードインターバル126μs越えに対応した、長遅延時間300μs対応のテレビやブルーレイレコーダーを用いて障害の解消を図る。
ポイント
  • 事前に全ての電波を確認し、それに合った設置場所などを検討する。
(状況)
  • 地デジ電波到来方向が、建造物、山・樹木で、ビルや山の谷間になり、地デジ電波が遮蔽されている。
  • 受信電波が遮蔽されて弱くなると、電波が強い時には障害とならなかった潜在的電波が浮き上がる事になり、これが障害となる事がある。
  • 潜在的な反射波としては、建造物、後方の山岳などがある。
  • 症状としては、ガードインターバル(126μs)越えのマルチパス障害やBER、CN比の劣化などが起こる。
(改善策)
  • 高感度アンテナ(スタックタイプ)の使用や、2段スタックなどを用いる。
  • 超ローノイズアンプ(NF1.0dB)をアンテナ直下に挿入する。
  • 個別のアンテナ建設には、受信レベルのみでなくBER、CN比や遅延プロファイルを確認する。
  • 建造物の遮蔽の場合は、電波の性質として遮蔽の中央部分が強く影響を受けます。アンテナ建設時には遮蔽の中央部より左右に避ける事で受信改善が出来る事もあります。
  • 遅延プロファイル測定器がない場合は、受信レベルが十分にあってもBER、CN比が悪い時は、ガードインターバル越えの問題があると疑っても良いかもしれません。
  • 映らない、映りにくい、時々ブロックノイズが出る時は、受信局を変えてみる事も一つです。
ポイント
  • デジタルアナライザーなどの確認できる測定器を持参する必要がある。
(状況)
  • 突然、全チャンネルが映らなくなった。
(改善策)
  • 廊下、通路、玄関口、エレベーター内の照明、ポンプ類、街灯、スポット照明などが共用の電気ブレーカーのグループになっている事を見かけます。
  • まず共用盤のブレーカーを確かめてください、スイッチONで直る事もある。
  • まれに、メインボックス内の増幅器のACプラグを抜く方が居ます。
ポイント
  • 注意:ブレーカースイッチは、中立時は一度下に下ろして再度上に上げる。
  • 管理会社や保守業者に連絡する前に、ブレーカーの確認をお願いする。

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