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アナログ放送の時代は、建造物による受信障害は「ゴースト」になり、「ビート障害」は縞模様、「パルス雑音」は点々模様が画面に現れ、その状態から障害原因が推察できました。
しかし、デジタル放送の場合は「ブロックノイズ」または「ブラックアウト」となり、その画面症状から原因の推察は困難です。
前述のように、デジタル障害の症状は全て「ブロックノイズ」か「ブラックアウト」となり、画面から原因特定はできません。
そこで当社では、障害の3大原因の一つである「パルス障害」の簡単な見分け方を開発しました。(業界初!)この方法を使用することで3大原因を2つに絞る(ビート、マルチパス)ことができます。
パルス障害だけは、デジタルアナライザーでも解析が困難で、C/Nが良いのにBERが悪いなど間接的なデータから想定していましたが、この方法を使用することで「パルス障害」を明確に判断して、次の探査に進むことができます。
パルス障害を除ければ、残りはデジタルアナライザーで分析(ビート障害はセグメント毎のMER、マルチパスは遅延プロファイル)することが容易になります。