受信サービス株式会社

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4K放送、目指すは “8K” ~貴マンションの同軸ケーブルは大丈夫!?~

4K放送サービスの現状

4K放送サービス

事業者名サービス名開始日提供方法内容
NexTV-FChannel 4K
試験放送
2014.06.23
2016.03.21
終了
124/128度CSデジタル放送自然、紀行、ドキュメンタリー、趣味、音楽、スポーツ、ドラマなど
NTT ぷららひかりTV 4K2014.10.27VODドキュメンタリー、映画、ドラマ、バラエティ、スポーツ、音楽など
アクトビラ4K アクトビラ2014.12.11VODグルメ、紀行・風景、音楽、バラエティ、スポーツなど
スカパーJSATスカパー!4K
スカパー!プレミアムサービス
2015.03.01124/128度CSデジタル放送Ch595 映画
Ch596 総合
スカパーJSATスカパー!4K
スカパー!プレミアムサービス光
2015.04.04フレッツ光
(フレッツ・テレビ)
Ch595 映画
Ch596 総合
J:COM4K J:COMオンデマンド2015.05.29VOD映画、ドキュメンタリー、バラエティ、紀行、グラビアなど
日本デジタル配信(株)JDSケーブル4K2015.12.01ケーブルテレビ全国統一編成による4K放送のチャンネル

4K画質で視聴できる「4Kテレビ」「4K対応テレビ」

 各社から4Kテレビが発売されています。
ここで「4Kテレビ」「4K対応テレビ」とは、4K映像信号を表示できるディスプレイ(画面)を持ったテレビのことを言います。 「4Kテレビ」とは、4Kチューナーが内蔵されている、直ちに4K放送を受信できるテレビのことを言います。 また「4K対応テレビ」とは、4Kチューナーが内蔵されていないので、別売りの4Kチューナーを接続してご覧頂くテレビのことを言います。

(注)
4Kテレビに内蔵されている4Kチューナーは「スカパー!プレミアムサービス」用ですので、別途スカパー!と契約が必要です。また、2018年放送予定のBS・110度CSによる4K・8K放送のチューナーは内蔵されていません。(別売の予定)

4K放送視聴イメージ

4K放送視聴イメージ

(注)
以上のように、4Kテレビ・4K対応テレビの選択は注意が必要です。販売店等でよくご確認の上、ご購入ください。

2K→4Kアップコンバート機能
 今市販されている「4Kテレビ」「4K対応テレビ」は、現在のハイビジョン放送(2K放送)をアップコンバート機能で4K放送画質に変えて視聴する機能を内蔵しています。 したがって「4K対応テレビ」だけでも、現在放送されているハイビジョン放送(2K)を4Kに変換するため、綺麗な画質でご覧いただけます。

貴マンションの4K・8K対応について

 4Kテレビは、従来にない多くの情報を得ることができます、8Kはさらに多くの番組・画質など究極のテレビジョンになるでしょう。

 このような多くの情報を伝送するためには、広い伝送帯域を必要とします。このため、2015年4月 一般社団法人 電波産業会(ARIB)において、宅内配信方式の帯域が規格化されています。

1本の同軸ケーブルで配信するために左旋円偏波を右旋円偏波の上側周波数に重畳
  
○お住まいの共同受信施設の既存システムは、下記のどれに該当しますか?
 それによって4K・8K化の検討方法が違ってきます。
  1. 地デジのみ・・・770MHz
  2. 地デジ+BS・・・1335MHz
  3. 地デジ+BS+スカパーの一部・・・1895MHz
  4. 地デジ+BS+スカパー(110度CS右旋)・・・2071MHz
    (BS 17ch右旋(BS拡張)は4K・8Kの試験放送に使用される予定です。)※注
  5. 地デジ+BS+スカパー(110度CS右旋)+110度CS左旋・・・ 2602MHz
    (現在未使用の左旋帯域は、4K・8Kなどに使用される予定です。)※注
※注(出典:総務省「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合 第二次中間報告」)

 貴マンションの「施設」と、保管されている「テレビ配線図」を拝見すれば、4K・8K対応のおおよその判断ができます。

 以前、弊社でお伺いしたほとんどのマンション等は、施設内容の記録を残していますので、4K放送、8K放送の受信が可能か否か判断できます。
 また、初めてご連絡を頂いたマンション様については、お伺いして管理事務所にある「テレビの配線図」と「既存の設備」を拝見させてください。
※必要に応じて、理事会や理事長様に提出する「報告書」を作成いたします。(有料)

以上のお問い合わせや図面調査の結果、
・伝送の可否が判断できない
・伝送が可能であっても、前回調査から年数を経過している など
これらの場合は、現地での「ケーブル伝送テスト」(同軸ケーブルの使用可否判定調査)をおすすめします。(有料)

同軸ケーブルの劣化状況

 同軸ケーブルは、建物の建設年度や配線状況(屋上での天日、風雨などによる暴露)、その他により目視で判断できない特性劣化が多く見受けられます。

 このため、実際に信号を流して測定する必要があります。(これを弊社では「ケーブル伝送テスト」と呼んでいます。)伝送テストには、トラッキング・ジェネレータ(TG)付のスペクトラムアナライザーが必須です。

 特殊な測定器ですので、全国的に保有している業者は少ないでしょう。当社ではこの測定器を5台所有し、1989(平成1)年より実施しています。長年の実績を積み重ね、信頼を頂いています。

*ケーブル伝送テストをしない場合
同軸ケーブルを外観だけで判断し、単に「使用機器(分岐・分配器・増幅器など)」のみを交換した場合、後からトラブルに発展することが多々あります。(同軸ケーブル交換は一番経費が掛かります。)

「ケーブル伝送テスト 同軸ケーブルの特性調査」

早めのご準備を

 4K・8K対応に向けて準備を始めましょう。是非、今から理事会等で計画的にご検討頂ければ、スムーズに進むでしょう。

 次のようなマンション等の場合は、是非、弊社にご相談ください。
  • 4K・8Kの導入を検討しているが、ケーブル伝送テストを実施していない施設
  • 東京オリンピックに向けて、既存設備を4K・8K対応に改良したい場合
  • 過去に弊社でケーブル伝送テスト終了して改善案をご提案後、改善に至っていない施設
  • CSブロックコンバーターをご使用の施設の場合(改良が必要となります。)

 導入については、現在使用されている同軸ケーブルがどの程度まで対応できるか、ケーブルの特性試験調査(ケーブル伝送テスト)が必要になります。

マンションで4K・8Kを受信するには?

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