営業と調査および工事作業をそれぞれ手配しなければならず、また会社によっては通信事業者が限定されるなど各事業者の手配が困難となり
VDSL方式から光配線方式への移行を断念するケースが散見されました。
弊社では、各社パートナーとの連携によりワンストップで光化を実現いたします。
マンション毎の通信環境格差を改善をいたします。
不十分なインターネット通信環境がオンライン会議やプレゼンテーションの品質の低下を招いたり、オンライン授業では、動画が停止したり音声が途切れたりと安定した環境で授業を受けられないことが教育格差にもつながる時代です。
光配線方式を選ぶ事が出来なかったマンションの居住者の皆さんご相談ください。
電気、ガス、水道と並ぶ重要なインフラとなったインターネットを快適に利用できないマンションは資産価値低下につながります。
マンションにお住まいの皆さんが、いつでも快適にインターネットをご利用いただけるように整備することは、生活の利便性向上とマンションの資産価値の向上に寄与できると、我々は考えております。
インターネットコンテンツの高品質化に伴い、通信量は年々増加する傾向です。
ご家庭やオフィスでも大容量データ通信を行う端末は増え続けており、インターネット回線の通信速度のアップグレードは必須となっております。
最も安定したインターネット環境は、各戸まで光ファイバを直接引き込む「光配線方式(FTTH)」です。
「光配線方式」を選べるマンションになる事で、将来の通信環境の更なるデータ量の増加などにも容易に対応する事が期待できます。
具体的なメリットを以下に記載します。
(1)通信速度が最速
上り1Gbps/下り1Gbps (1Gbps=1000Mbps)の通信が可能です。
この速度は、 VDSL方式の速度の10倍になります。
また、2018年頃より 上り10Gbps/下り10Gbps(10Gbps=10000Mbps)や2020年頃からは 上り20Gbps/下り20Gbps(20Gbps=20000Mbps)のサービスを提供開始している通信事業者もあります。
この速度は、なんと! VDSL方式の100~200倍にもなります。
※通信速度の表示は、ベストエフォート型回線サービスの最大速度の表示で、通信規格における理論上の最高速度の表示となっています。
(2)安定した通信
光配線方式は局舎から契約者の光回線端末装置(ONU)まで、光ファイバによる通信を行います。局舎から光回線端末装置(ONU)まで電気回路を有する故障リスク機器がないため、安定した通信が可能です。
回線種にもよりますが、一般的には、1心の光ファイバを最大32分岐して共有するシステムとなっております。
無線通信などのインターネット通信環境は、潜在的に空中に存在する様々な電波や電子機器などから放出される電波の干渉を受ける事で、不安定な通信環境となる場合があります。
マンションなどのコンクリート構造建造物では、コンクリートなどが無線通信電波の遮へい物となるため、電波塔の電波が建物の内部まで届きにくくなります。また、超高層タワーマンションの上層階は電波塔から水平方向へ送出される電波が届きにくくなるため、不感対策が必要となる場合があります。
VDSL方式やLAN方式、同軸ケーブル方式はメタル線(銅線など金属の配線)を利用している関係で、光ファイバから電気信号に変換する機器や信号の減衰を補う機器などが伝送路に設置されております。
電子回路を有した機器があるため、光配線方式よりも故障リスク機器が多くなります。また、VDSL方式や同軸ケーブル方式は、様々な電子機器からの雑音が混入し、通信速度を低下させる場合があります。
(3)通信データ量の制限が無い
光配線方式は、無線による通信(4Gや5G回線)を行うスマホやモバイルWi-Fiルーターのように、通信データ量の制限がありません。
無線通信の場合、契約プランにもよりますが一定のデータ量を越えると通信速度に制限がかかったり、制限を解除するために追加料金を支払うなど、通信データ量の制限があります。
光配線方式の契約プランの殆どは、基本利用料金は固定のため、通信データ量を気にせずにインターネットを利用できます。
①VDSL方式(電話のメタル線)のインターネットしか選べない。
②モバイルや設置型のWi-Fiルーターの環境では通信環境が不安定。
③同軸ケーブル方式のインターネットで上りのスピードが遅い。
(データが送受信出来ず動画や音声が停止)
①オンライン会議やオンライン授業、習い事、試験、診療など
②テレビやタブレットなどのNET動画
③オンラインゲームやLIVE中継などの動画
①インターネット回線でVDSL方式(電話のメタル線)が利用されている
②インターネット回線で同軸ケーブル方式が利用されている
③インターネット通信量が大容量化し年々その数が増加している
④プロバイダーの問題
⑤専有部のルーターやHUB、PCの問題
⑥回線が混雑する時間帯に利用している
※①②はインターネット環境の上位設備に依存する通信速度の影響
光配線方式と各通信方式を比較しております。居室まで光ファイバを引き込みする光配線方式は、最も安定した高速通信環境で利用出来る反面、部屋まで光ファイバを引き込みする工事のハードルが高くなる
インターネットが普及し始めた当時、新たに光ファイバやLANケーブルを各戸まで配線すること無く、既に配線されている電話メタル線(VDSL方式)やテレビ用の同軸ケーブル (同軸ケーブル方式)を利用してインターネット通信環境の構築ができるサービスとして急速に普及しました。当時のデータ通信量に適合したインターネット通信でした。しかし現在では、より大容量データ通信が求められる環境になりました。
※VDSL方式:2002年~ /同軸ケーブル DOCSIS方式:1997年~
2023年1月には、旧インターネット通信方式のADSL方式が廃止されました。
大容量データ通信時代に対応出来ないインフラは、ADSL方式と同じような話が出てくるかもしれません。
光配線方式の申込みをされた場合、通信事業者の工事班が工事に来ますが、MDFからIDFやEPSを経由して各戸の室内電話端子まで光ファイバを
通線する配管やケーブルラックが無い場合は、光配線方式を利用できません。
【光配線方式の提供エリアで光配線方式に移行出来ない理由】
1)配管の潰れや、配線の詰まり等で、追加で光ファイバを入れられない
2)点検口などを新設しないと、通線ルートが確保出来ない
3)地下ピット内の作業を行えない(酸素濃度試験や複数人で工事が必要)
4)天井裏の配管敷設箇所にアクセス出来ない
5)新規で配管を作らないと、各戸まで引き込み出来ない
6)配管に余裕が無く、個別申込みの光ファイバ通線が禁止されている
7)通線区間の防火区画モルタルの穴開けやコンクリート貫通工事が出来ない
これらの工事は、弊社の施工班で通常業務で行っております。
「何とか、光ファイバを各戸へ引くことが出来ないか」このようなご相談を多く頂くようになりました。
このようなご要望にお応えしたい。
当社は45年以上前からテレビ放送の歴史とともに、歩んで参りました。
テレビ受信設備では、同軸ケーブルを利用した配線工事のスキルが必要ですが、近年では、マンション内で同軸ケーブルの代わりに光ファイバを取り扱う時代となり、光配線方式の新設工事や保守メンテナンスも、通常業務で対応させて頂いております。
VDSL方式から光配線方式へ移行出来ないマンションで、全戸へ光ファイバを通線する工事をご提案いたします。
全住戸へ光コンセントを新設いたします。
共用部のMDF室や集会室などに19インチシステムラックを新設し、光パッチパネル盤を設置いたします。
ここには、各通信事業者(NTTやNURO光などの)スプリッタを設けられるスペースを用意し、各事業者との導入調整も行います。
光パッチパネル盤から各戸までは、誰ともシェアしない光ファイバを専用線で新設し、各戸の室内には、光コンセントを新設いたします。
光ファイバの敷設で、成端箱内は全て融着接続により施工いたします。
光配線方式を希望される住戸では、通信事業者へお申し込みいただき、通信事業者の工事班による工事時には、19インチシステムラックにて各通信事業者のスプリッタ出力をパッチパネル盤の指定部屋番号のポートへ差し込みすれば、お部屋まで光が提供出来るシステムを構築いたします。
※自営光配線とは
マンションの施設として各戸へ一本づつ光ファイバを敷設する自営設備です
VDSL方式から光配線方式へ移行出来ていないマンションでは、一定以上のインターネット通信環境改善のニーズがあります。
通信事業者に光配線方式の対応化が困難と判断されたマンションでも、光配線方式の導入を行って参りました。
マンションは、築100年を目指す時代となっているようです。これから先のインターネット通信を考えると、光配線方式を選べるマンションとなることで、将来性・拡張性・利便性のすべての満足度の向上の鍵となります。
ご提案する自営光配線は、一度光ファイバを通線したあとは、途中に劣化する機器などが設置されませんので、マンションの建て替えまでご利用いただけるものとして、通信環境の改善をご検討ください。
1)目的
インターネット用のマンション資産の自営光配線を構築いたします。
MDF内などに設置する光パッチパネル盤から各住戸まで専用の光ファイバを用意し、誰もが簡単に光配線方式のインターネットをご利用頂けるようになります。
2)事前調査
光ファイバ通線敷設ルート調査(共用部・専有部)を行います。
調査結果に基づき、正式な導入お見積をご提出いたします。
調査の結果、配管の潰れや劣化および配管の切断などが確認された場合、その区間の光ファイバ通線が不可となる場合が有ります。
その場合は露出配線による対応などのご提案となります。
3)使用用途
各戸が任意または、マンションが一括で光配線方式を利用したインターネット環境を選択することが可能となります。
4)選択可能な通信事業者
インターネット通信事業者のサービスエリアにもよりますが、NTTのフレッツ光、および光コラボ事業者各社(ソフトバンク光、ドコモ光、So-net光)に加え、NURO光ほか
1)事前打合せ ※光ファイバ調査履歴など確認
2)現地簡易調査(有料調査) 共用部MDFおよびIDFの目視調査
3)光配線方式導入 概算の見積・光配線方式導入詳細調査の見積 提出
4)アンケートの実施
5)説明会の実施
6)光ファイバ通線敷設ルート調査 (有料調査)
共用部・専有部調査 共用部はMDF及びIDFの調査を行います。
専有部は、物件規模に合わせて数戸に入室させて頂き既存配管の利用可否を判断する通線調査をおこないます。
7)光配線方式導入 本見積 提出
8)総会審議
9)工事実施
10)通信事業者と個別または一括契約し、サービス利用開始
マンションのインターネット環境の改善には、管理組合の合意形成が必要となります。説明会やアンケートを実施し理解を深めていただくプロセスが必要不可欠です。住民の意見を確認することと合わせて実施する時期の検討など、施工実績を踏まえて最新情報ご紹介いたします。
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